まろちさんコメントありがとうございます。

　不安ですよね。私もずっと不安でした。
　でも最近気づいたのです。将来の地震が不安なのではなく、3.11の地震の時の恐怖が未だに疼いていたのだということに。
　それっていわゆるトラウマってやつですね＝感情と出来事記憶が整理・統合されずにいる状態。　
　
　私は東京北多摩地域で3.11地震を経験しました。東北に較べれば震度は低く、都内よりは揺れませんでした。それでもあの時私は死に匹敵する恐怖を垣間見ました。
　「大袈裟だ、怖がりだ」と思われるかもしれませんがそのように感じていたのです。でも私はそのときに自分で自分に「大袈裟だ、怖がりだ」と声をかけてしまい恐怖から目を逸らしていました。

　どうやって目を逸らすかというと行動によって目を逸らしていたのです。
　買い物に走ったり、放射能についてネットで調べたり、防災対策を講じたり。そうやって恐怖から目を逸らし続けていたのです。
　そうこうしているうちに、日常生活が回復していきました。形の上では平静さを取り戻したのですが将来の地震への不安＝3.11の恐怖が残り続けていました。

　でも先月、おしゃべりをしていたときに、「3.11の時はもうだめかと思ったよ」と自分が口にしていたのを思い出しました。そうか、自分はあの時に死の恐怖を感じたんだ、それほど怖かったのだということを知りました。

　そこで、トラウマ化した感情記憶を再統合するために改めて当時のことを思い出しながら恐怖感に浸ってみました。
　それを何度も繰り返しているうちに、将来の地震への不安も薄れてゆき、4/2のお知らせに至ったのです。

　それと、当時は強がって恐怖感を表に出さないようにしていたこともトラウマ化してしまった一因だと思いました。
　あの時もっと会話の中で恐怖感をあらわに吐露していればよかったと思います。
　コミュニケーション中に情報と感情が共有されることで強い恐怖感も適正に整理統合されてゆくのです。
　これに気づいたとき、「ああ、他人て、友達ってありがたい存在なんだなあ」と改めて気づかされました。

　コメント欄で長文になってしまい申し訳ありませんが、このようにして私は将来の地震への不安＝3.11地震の恐怖を手放していったのです。
　そしてまた、まろちさんをトラウマ解消に使わせていただいてしまっていますね。
　ではお礼に、どうぞ当サイトのコメント欄でよろしければ思いのたけを存分に書き込んでみてください。